知床斜里駅(釧網本線)
◆知床半島の玄関口の知床斜里駅
変な廃墟があった中斜里駅から知床半島への玄関口の知床斜里駅に向かう。斜里とは、アイヌ語で「ヨシの生える湿地」という意味らしい。ずーと、斜里駅として親しまれてきた駅だが、1998年に「知床斜里駅」に改名された。観光地の知床半島に近いアクセス駅で、駅前には大きなホテルなどもあって賑わいのある駅のようだ。農魚業中心から観光の町にすこし変化したのだろうか。知床半島は未開の地が多く、ヒグマがたくさん生息しているので有名だが、自然がもたらす魅力に訪れる観光客も多いのだ。山歩きをする際はヒグマには、十分気をつけよう。
さて駅だが、観光駅ということで、JRの職員も居る有人駅である。2面3線のホームがあり、みどりの窓口もある。しかし、この駅には快速「しれとこ」が走っているが、特急列車は発着していないのだ。その昔に斜里駅から「根北線」が越川駅まで伸びていたが、1970年に廃線になっている。かなり前だが、NHKアーカイブスで根北線の当時の様子を映した番組「新日本紀行 ある廃線〜北海道・国鉄根北線〜(S45.12.14放送)」を見たが、沿線の名前も無い駅は、まさに朝礼台を1つ置いただけのホームだった。この番組は録画しているので、もし欲しい方がいらしたら、その旨を「北海道の駅へ遊びに行こう!HP版」のプロフィールあるメールフォームに書いて知らせてくれれば、なんとかお手伝いできると思う。欲しい方はぜひどうぞ。
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