中斜里駅(釧網本線)
◆変な廃屋が見える中斜里駅
清清しい快晴の天気になってきた道東地方。北海道は空気もうまい。大自然の中で暮らしている北海道の人々が羨ましい限りだ。南斜里駅から次の中斜里駅へ向かう道筋は、延々と畑が続いている。途中、右側の車窓に斜里岳が姿を現した。壮観な斜里岳の雄姿にしばし見惚れ、車を止めた。一寸ピンボケてしまったが写真を添付しよう。中斜里駅の近くになってようやく、民家がぽつぽつと見え出してきた。駅もすぐにわかった。まだ列車が来る時間ではないので、駅舎内には、当然のごとく誰も居なかった。オウムの手配写真がいつものように出迎えてくれるのはちと寂しい。駅舎自体はそんなに古くないようだ。どこにでもあるローカル駅そのものようで新鮮味がない感じがする。ホームに出てまず目に付いたのは、鉄で出来た土台の上にある廃墟だった。高床式の倉庫のようだが、上に上る梯子や。階段が無いように思えた。今までの旅でもたくさん廃墟を見たが、こんな変わった廃墟は初めて見た。中斜里駅は「猿間川駅」として開業し、昭和25年に「中斜里駅」に改名されている。1988年に専用コンテナの取り扱いを始めるが、1997年、わずか9年で貨物列車の設定が無くなる。。ひょっとしてあの変わった廃墟は、貨物駅の残骸なのかも知れない。
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