鱒浦駅(釧網本線)
◆凄いレトロな鱒浦駅
藻琴駅から、次の鱒浦駅まではそんなの遠くなかった。網走方面に車を走らせるとすぐに着いた気がした。鱒浦駅前は狭く、車を1台やっと置けるスペースしかない。その上、そこには先客の自転車が置いてあるので、車を置くのは無理だった。道路は4車線ながら、路肩が狭く車を止めると1車線を塞いでしまうので危険であった。しかし、少し前方に、バスの停留所があるのに気が付き、取りあえず、そこに停車してみた。バスが来るとヤバイので時刻表を見てバスの到着時間を確認する。するとあと30分は来ないようだっだ。悪いと思いつつ、少しの間、停留所の窪みに車を止めた。
駅前は、階段になっており、国道から一段上がったところに駅舎がある。ここも見事な木造駅舎のようだ。まるで昭和初期を彷彿とさせる佇まいでレトロチック満点のようだ。駅舎内もほとんど当時ままのようだ。赤茶けて錆びた屋根のトタンが哀愁を奏でているように見えてしまう。レトロチック満点の駅のようだが、駐車スペースがないせいなのだろうか、駅を間借りする民間業者はないようだ。鱒浦駅の近海はその昔、マス漁が盛んであったところから鱒浦と呼ばれているらしい。近代的な、浜小清水駅と比較して、天と地のような気がする鱒浦駅、藻琴駅、北浜駅、止別駅。オホーツク海の明と暗とも言えるだろうか。
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