素敵なログハウス駅舎は売店だった原生花園駅

◆素敵なログハウス駅舎は売店だった原生花園駅

国道244号線を西に行く、浜小清水駅からそんなに遠くない臨時駅の原生花園駅だった。立派な駐車場もあり、大きな土産物屋もある観光地だ。

小さなメルヘンチックなログハウスが線路沿いに見える。原生花園駅の駅舎だ。しかし、駅舎の中は、鉄道関連のグッヅやお土産品などが所狭しと置かれていて、駅ではなくＪＲのショップのようだった。中にはＪＲの制服を着た人が、一人いて商品を片付けている。この方にＤＭＶの情報を聞き、藻琴駅で何とかＤＭＶと対面できたのだった。

さて原生花園駅だが、1978年に廃止駅になったが、原生花園の整備に伴い、1987年臨時駅として再スタートした生き返った駅なのだ。臨時駅扱いになっているので、辺りに民家は全然見えないが、大きなドライブインと土産物屋があり、観光地の雰囲気のようだというか、観光地なのだ。丘に登って見ると、オホーツク海が一望できる。南側には濤沸湖も見えていて、この辺りは湖と海に挟まれた丘陵地帯になっていることを実感できるすばらしいところだ。しばらく、海風にあたりながら、潮の香りをきく。心が生き返ったような気持ちになれるすばらしいところだった。遊歩道も整備されていて、観光目的で来るならとてもいいところだ。しかし、私は駅探訪の途中。そんなにここでじっくりと時間を潰す余裕はないのが心残りであった。